「ともだちのいろ」きくちちき

📚「ともだちのいろ」きくちちき

koyaの蔵書のご紹介です。

きくちちきさんの新作絵本。

緑色のカエル、赤色の鳥、青色のトカゲ…。いろんな色の友達が犬のくろちゃんにたずねます。「くろちゃん、何色が好き？」まっ黒なくろちゃんの答えは……。

水墨画のように描かれたくろちゃんは毛のほわほわ感が出ています。

いつものように、ちきさんの画面から飛び出してきそうな躍動感のある絵。動物たちの動き、それぞれの色に、眺めていて自然と楽しくなります。

サイン本で、届くのが楽しみだったのですが、くろちゃんのカエルのイラスト🐸

スタッフは実はカエラーなので、カエルの絵で、かなり嬉しかったです。

この本には黒いわんこへの大切な想いも込められているそうです。

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黒い犬は人気がなく、もらい手がつきにくい――。そんな話に心を痛めた絵本作家とデザイナーによる、一冊の絵本が出版された。主人公は黒い犬の「くろちゃん」。さまざまな色をした友達との出会いを通し、それぞれが持つ色のかけがえのなさを伝える内容だ。「どんな色でも愛されるように」という思いが込められている。

黒い犬が敬遠されがちな傾向は米国では「Black　Dog　Syndrome（ブラックドッグ・シンドローム）」とも言われる。黒い保護犬にもらい手が見つかることを願う「National Black Dog Day（ナショナル・ブラックドッグ・デー）」という日もあるという。

きくちさんとサイトヲさん、小峰書店の編集者の小林美香子さんの3人で絵本制作について打ち合わせをする中で、「黒い犬も愛されるように、かわいさが伝わるように」「『黒』という色から発想を広げ、色とのつながりを語る本を」と方向性が決まった。

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例のごとく、koyaでは、お茶やお酒を飲みながら置いている本を自由に読んでいただくことができます。

読書の秋、ほっこりとやさしい絵本を楽しむのもオススメ🐾

カフェと間 koya、本日11月６日（土）午前11時から午後７時まで営業します。

本日も、のんびり、まったり、笹かま色の店長とともに、お待ちしています。

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