PROFILE
カフェと間 koya について
「カフェと間 koya」は、レンタルスペース兼カフェ。福岡市早良区大字石釜の自然に囲まれた木造の小さな建物です。
「間」(ま)としたのは、呼び名が「ギャラリー」では堅苦しくアート系の用途に限定されるし、「レンタルスペース」ではただの貸し会議室のような印象。なので、時間や空間、間合い、テンポ、タイミング、いとま、すきま、距離感、人と人との間、会話の間の無言の時間など、いろんな意味を含む「間」ということばをkoyaの説明として付け加え、「カフェと間 koya」としました。
koyaに来る人たちが、それぞれにいい時間を過ごせたらいいなと思っています。
振り子時計のカチカチ言う音、風の音、鳥や虫の声、ときには雨音とともに。
koyaの歴史
koyaは、「(有)石釜健康村」の建物として建てられ、当初(2009年8月1日)から約3年間、カフェ兼ギャラリーとして営業されていました。
その後、約7年間はレンタルスペースとして、不定期に飲食(カレー、カフェ、フレンチ)やイベント(お話し会、縫い物、編み物ワークショップ、作品展)、販売(アクセサリー、靴、雑貨、服)などに使われていました。
2019年10月に、ねこ店長はんぺん丸とそのげぼく(カフェスタッフ)が後を引き継いだものです。レンタルスペースは以前と同スタイルで引き続き行い、2020年8月16日に、ぬるっとカフェオープン。
猫店長 はんぺん丸
2017年9月生まれ(推定)の男子。
春日公園で保護された保護猫なので、両親は不明。シャムミックス?の笹かま猫。笹かまぼこみたいに、白に焼き色が付いたような模様の猫を「笹かま猫」と呼ぶのだそうです。白に焼き色が付いた毛色から、焼いたはんぺん(おでんの具の)に似ているため、「はんぺん丸」と名付けられました。「丸」の字は、はんぺん丸の保護主さんから、「前いた子で、もらわれた先で『ちくわ丸』と名付けられた子がいる」との話を聞いたことから。スタッフが提案し、最初の里親葉子さん(スタッフの友人)の嬢ちゃんが気に入って、採用されました。
2017年10月8日、お試しからすんなり葉子さん宅(通称:ねこのしあわせハウス)の子に。ご家族4人にひっかき、噛みつき、「白い悪魔」の異名を持つ。ねえさんねこのひなさんからは愛の制裁(ビンタ)を受け、にいさんねこのりんちゃんからは遊び相手をしてもらいながら、末っ子としてすくすく子猫期を過ごす。
その時期しょんぼりしていたスタッフ宅にセラピーアニマルとしてレンタネコされたときは、悪魔ぶりはなくおとなしくスタッフに寄り添う(2017年12月16日)。お泊まり保育の予定がそのままスタッフに借りパクされて年を越し、スタッフの家の主になる。
動物病院では「はんぺん丸」という名前が恥ずかしかった葉子さんから「しろ」という偽名で登録されていたので、スタッフの家の子に変更したときは、フルネームが変わった状態になった。
今でも、育ての親の葉子さんに会うときには、なぜか噛み付き、けりけりもかます。スタッフの見てないところで葉子さんにコソ噛みするのが得意。
ネコカフェではないため、店長が職務放棄して、プライベートルーム(ロフト)にこもることもあり。小さいおともだちは、ヒトもワンコもニャンコも、少しずつしか仲良くなれない。一説には「かわいい」のライバルだからという話。小さいヒトのお友達はゆっくり、回を重ねて距離を縮めていってほしい。
「綺麗な猫だね」「おとなしいね」の後に人々からつぶやかれるのは、「なんか、デカい」。6キロの体重がさらに増えつつあるワガママボディの持ち主。猫なのに足音や着地音がデカい。
「ちゅーる食べる人?」「かつおぶし食べる人?」の問いかけには食い気味に「なー!」と返事する割に、「はんぺんさん」と声かけても返事はしない。
店長のげぼく兼koyaスタッフ
はんぺん丸店長のお世話をしつつ、koyaに来る人たちがのんびり過ごせるように雑用する係。店長から常に監視されている。
コーヒーやお酒は、語るよりも美味しく飲む派。